平郡一周の唱 (平郡島史 昭和53年9月15日 発行 より 大野熊太郎作) 赤字で書かれているのが地名です。 平郡東から順に島を一周しています。 |
南にはんどの子をつれて | 頭に櫛崎かきつけて | 清き水にて身を清め | 深野の池の鏡水 | 赤石神社に参詣して | 門の浦をばくぐりぬけ | 向こうの赤崎鼻高し | 玖珂熊毛より見られても | 心の内が赤崎で | 顔の色こそ黒鼻で | 末の収入大久保よ | 長深山の白煙 | 家内残らず風無しで | 朝夕くるみで働けば | 仕事にかけては粘土の | 朝夕くるみで働けば | 仕事にかけては粘土の | 朝は早うから滝の口 | 今から向うが遠見岩 | 人を掛津に州鼻どや | 大嶽呑んだら末羽崎 | 阿宗でならぬ浦 々で |
世にも名高き盛鼻 | 我平郡は一孤島 | |
七浦めぐっておしまいの平 | 元の盛に帰りつつ | そぶりそぶりと横石の | 板敷ふんでころばぬ様 | どこに行ってもおおがしら | とうじの人は皆はげむ | 大阪丸の幽霊船 | 宮島さまの伝説や | お前をまつら 五十谷崎は |
急げや急げおおごうや | 阿込 かくれ畑 はんどう尻 |
黒崎 鳶の水 網代浜 |
観音崎から舟倉や | あたの花らそりゃ長瀬 | 急いで咲け共皆阿高 | 道のあたりに咲く梅は | この鼻越えれば東道 | 長い遊びはよけの鼻 | 絵馬が度山鶴甫崎 | あたりの景色を眺むれば | 社に参詣仕る | 浦にまわれば重道の |